虫のじかん

造形教室の小学生クラスでは先日、「Tシャツデザイン」の作品が完成しました。「Tシャツデザイン」については作品のいくつかをトップページで紹介していますが、どれもみんな素敵な作品ばかりです。(すべて紹介できなくてごめんなさい。どの作品もちゃんと頑張ったあとがしっかりわかる、とてもいい作品ばかりでした!)

テーマは、「異質なモチーフを(例えば、お魚と動物を)重ね合わせて作るデザインのTシャツ」ということで、最初は「?」だった子どもたちも、描き続けているうちになんとなくそのコツをつかめたようでした。どんどん描く内容がふえてきて、時間とのたたかいになった6年生もいましたが、みんな無事、完成! とても完成度のたかい作品になりました。

さて、写真の「標本」ですが、今年も虫好きの子どもたちが(死んでから)持ってきた虫を、標本にしたものです。ふつう持ってくるのは、一人一匹くらいです。けれど、中には家族総出(!)で虫取りを頑張ったとかで、たくさんの虫をあずけていった子もいます。

上の写真は、標本の過程を紹介したものです。

ただし、死んでしまってから時間が経っていることでバラバラになってしまっているものもあるので(子どもたちの大半は、死んでしまったカブトムシたちをそのまま虫かごで放置しますので、土に還っていくのですね…)、部品取りで完成させた標本もあります。

自分がかわいがっていた虫がきれいになって、そしてケースに入れられているのをみると、みんな思わずニッコリ(笑) 今週持ち帰ります。

とげとげ恐竜

幼児クラスの夏の工作・第2弾は、「とげとげ恐竜」でした!

まずは、木材をノコギリで切るところから始まった「とげとげ恐竜」の工作。第1第の工作「カブトムシ」の時とは木材の太さが違います。みんなで代わりばんこにノコギリを使いました。

その後、絵の具で恐竜の模様をつけたあと、とげとげにするためのクギ打ちの練習をしました。

ノコギリと同様、金槌も使うのが初めてというのがほとんどの幼児クラスの子どもたちです。最初から金槌の重さを利用した使い方ができるものではないので、金槌の重さを持て余してしまいます。けれど、木にクギが真っ直ぐに入っていくのを体験できると楽しみを感じれたようす。一気に「わー!おもしろい! ぼく、こんなにできたよ!」と元気がでてきました。(うまくできないときは、誰でもしょぼん、となってしまいますよね)

そしていよいよ組み立てです。恐竜の背中の部品は「立てた」グループと、「寝せた」グループにわかれました。また、体と足はクギを打って組み立てるので、こんどはしっかり打ち込みます。

最後に「目」をつけて、完成!

目の付け方で「こわい恐竜」、「かわいい恐竜」、「おもしろい恐竜」などいろんな恐竜になることを知って、工夫して目をつくりました。

とてもいい作品ができましたね。

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