ダンボールの工作

小学生クラスでは、6月から7月にかけて、大きなダンボール工作「たのしい乗り物をつくろう」に挑戦しました。

ダンボールとはいえ、とてもしっかり作りましたので、がっちり強いです。造形教室の生徒である子どもたちには、たいてい小さい兄弟たちがいますが、そんな兄弟たちに無謀に扱われてもびくともしません(笑)

少々壊れても、作ったのは自分たちですから、ボンドさえあれば修理もできますね。

さて、子どもたちにとって車といえば、身近にあるのはお父さんやお母さんが運転する車です。ですので、発想を広げるため、最初にこれまでの車の歴史を簡単に勉強しました。

世界には、とてもお洒落(!)な車がたくさんあります。

スポーツカーやトラック、キャンピングカーも素晴らしいですが、昔の海外には燃費などまるで考慮されていないような飾りつけやしつらえの車があり、そんな写真を見ることで「ああ、自由に楽しく作っていいんだな」と感じることができます。

“車って、こうあるべき”という枠がはずれると、いろんな部品を自分なりにアレンジしてくっつけたり、色をカラフルにしたりできるようになります。

このダンボールの工作、1枚のダンボールを組み立てるところから始めたので時間はかかりましたが、子どもたちからは、毎週、「さあ、工作やるぞ!」という意気込みを感じられました。まるで夏の工作のような様子です。

なのに、小さい絵を挟んで、すでに教室では「夏の工作」に入っています。子どもたちの大好きな工作がしばらく続きます…。

恐竜の世界を描く

造形教室の4月から取り組んだテーマは、「恐竜の世界を描く」でした。

3月の学期末でのテーマが工作だったため、今年度は絵のテーマでの始まりとなりました。

ここ数年、4月はじめのテーマは工作だったため、新しい入塾生のために楽しさや、取り組みやすさに重きをおいた「遊べる工作」に取り組むことが多かったのですが、今年は絵のテーマが最初でしたから…すこし悩みました。

そこで、“みんな大好き!”の恐竜を描くことにしました。

「今日は造形教室ではじめての授業!」という意気込みと緊張で教室へ入ってきた子どもたちも、テーマが「恐竜」ときいて、わくわくした表情に。もともと恐竜が好きで詳しい子も、はじめて描く子も、リズム良く鉛筆を動かしていましたよ。

絵の具も、「造形教室での使い方」を学びます。絵の具の出し方、混色の仕方、筆の絞り方、などなど。

たくさんの「はじめて」であっぷあっぷとならないよう、ゆっくり進めましたが、子どもたちそれぞれが思い描く恐竜の世界が出来上がりました。

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