あけまして おめでとうございます

2023年最後のテーマは、毎年恒例の「年賀状」でした。

2024年の干支、辰をモチーフに、写実的な辰と擬人法をつかったものとの2パターンの年賀状を制作しました。今回は3回の授業で2枚制作ということで、少ない時間ながら、みんな頑張って完成させました。

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今年は年明けから大きな地震があり、気軽に「おめでとう」と言うこともためらう気持ちがでてきますが、子どもたちの年賀状を見ていると、描いているときの一生懸命な姿が浮かんできて、悲しんでばかりもいられないなと思わせてくれます。

頑張って描いた作品ということで、(年賀状として)出さないでとっておく、という子もいれば、「従姉妹にだす」とか「おばあちゃんに」という子もいました。

受け取った方はきっと喜ばれたことでしょう。

「辰」は干支の中でも最も縁起がよく、さまざまな願いごと叶えてくれ、あらゆる物事をいい方向へみちびいてくれる、とされているそうです。

どうかその力を発揮していただいて、明るい良い年になってほしいと願います。

石鹸の彫刻が完成しました。

約、1か月半かけて取り組んだ「石鹸の彫刻」が完成しました。

「何をつくるか」という難題をクリアしたあとに出てくる、「どう彫り進めるか」という新たな問題。

紙粘土などで、どちらかといえば形を付け足していく作業の多い立体制作とは違い、間違ってしまったら取り戻せない「削る」という作業が主な制作です。子どもたちも、いつにもまして真剣でした。

徐々に形がはっきりしてくると、子どもたちも嬉しいのでしょう、削る作業が加速していきます。「次はどう、掘ればいい?」と聞いてくる頻度も増えてきます。

最後の方では、ちょっとアドバイスするだけで自分なりの掘り方ができるようになっていきましたよ。

一番良かったのは、ケガをする子がいなかったこと。みんなよく用心して彫刻刀を使ってくれました。

さて、前回この「石鹸の彫刻」というテーマに取り組んだのは2016年。もう、7年も前です。

2016年に6年生だった子は… え? 19歳…? びっくりです…。

そのときの高学年の作品がこちら。

そもそもの石鹸の色が違いますが(笑)、こちらもなかなかの力作でした。

作品を見ると、制作していた子の楽しそうな顔が浮かんできますが、みんな、どうしているかな…。

そうそう、この「石鹸の彫刻」のあとのテーマは恒例の年賀状でしたので、新年のご挨拶のときにご紹介予定です。

最後に、むたやま造形教室の2023年も、ケガなく、無事に終えることができて、感謝です。来年も、子どもたちが楽しくてやりがいのあるテーマに取り組んでいきますよ。

それでは、今年もありがとうございました。

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