物語を聞いて

6月くらいからずーーーっと工作をしていたように感じる2023年の造形教室の夏ですが、ようやく「絵」にじっくり取り組めるテーマとなりました。

テーマは「物語を聞いて」。久留米市にあるこの地域「むたやま」に昔から伝わる物語「むたやまざえもん」を聞いて絵を描きます。

物語は、素行の悪い(!)髭の侍と、村の人たちから親しまれているキツネ(「むたやまざえもん」)のおはなし。

おはなしの最後、「久留米の町はずれには、今でも、「牟田山(むたやま)』という所がある。月のきれいな夜、耳をすますと、コーンコンと、キツネのなき声が聞こえてくるかもしれない…」というあたりまでくると、

「このはなし、先生が作ったと?」

「先生がつくったっちゃろ?」

と、聞いてきました(何人も(笑))。同じ「むたやま」なのが気になるようです。

そこで、この地域が昔から「牟田山」と呼ばれていること、そのため、近くにある中学校は「牟田山中学校」であること、などを話しています。

さて、子どもたちにとって、きれいな女の人に化けるキツネはまだしも、酔っ払いの髭侍を描くのはちょっと難しいようでしたが…、完成作品は次回、ご紹介します。

むたやま造形教室の「夏の紙粘土工作」、完成!

紙粘土でつくる、どうぶつの貯金箱、完成しました!

子どもたちにとっては怒涛の1か月(と、半月)、ほとんど休み時間もとれないくらいに熱中して作り上げた力作となりました。

前回紹介した、子どもたちが着彩した紙粘土にニスを塗布して乾燥させている様子はこちら。

一度にすべての作品に塗布するのは難しいので、第一弾のようすです。

世間はちょうどお盆休み、&果てしない青空、&照りつける太陽、&乾燥した空気、ということで、絶好のニス乾燥日和でございました。

気になるのは、駐車場で乾かしていることもあり、通りがかりの方々と、近所のネコたち。

通りがかりの方々は、遠くから優しく眺めているだけなのでもちろん大丈夫なのですが、問題はネコたちです。蹴り倒されたら、どうしよう…!

心配でヒヤヒヤしましたが、ちょくちょく見回りすることで何とか無事に乾燥でき、完成させることができました。

さて、いよいよ持ち帰りです。最後に、子どもたちは感想文を書きました。

みんな、とても素晴らしい作品ができました。

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