「地下のせかい」と「みんなでごはん」!

小学生クラスの「地下のせかい」、完成作品の一部です。

紹介するのが遅くなりました…もう3月もおわりになるのに。

小学生クラスでは、この「地下のせかい」の後の工作も完成し、4月の最初の週で持ち帰りとなります。

その工作については、また次回ご紹介します。

さて、地下の世界ですが、子どもたちもこれまで漠然と感じていた「地下」をしっかりと意識したテーマとなったようです。

みんなで話し合いをしてみると、「あれ?泥の中に住んでいる虫がいる」「あ!モグラがいる!」「そういえば、地下を走っている電車に乗ったことある…」「地下にお店とか、いっぱいあった」などなど、改めて考えてみると案外身近な場所だったりしました。「じゃあ、学校へいくのに専用の乗り物があればいいな」とか、「地下だけど、野菜を植えておこう」とか「家族を守ってくれる、大型怪獣と一緒に住もう」「くつろぐ場所も必要だけど、トイレもいるね」とか、ブツブツ言っている声が聞こえます。最後には画用紙のスペースが足らなくなるくらいに描き込めました。

一方、幼児クラスでは、「みんなでごはん」を描きました。

家族と一緒に食べるおいしいごはんの時間です。

じぶんや家族をおおきく描き、隅々まで絵の具を塗ることができましたね。

「地下の世界」を想像して描いています。

「私たちが今住んでいる、地上の世界の下、『地下』には、どんな世界が広がっていると思う?」

そんな問いかけから想像した「地下の世界」を、一枚の絵にしています。

“アリの巣”のように地下に広がった部屋に、家族がくつろげる居間を作ります。

トイレやお風呂も必要です。

学校へ行くには、そのまま地下の世界から通じる乗り物を発明しました。

地上への出入り口には、木の“うろ”(樹洞)を使ったり、小さな建物を描いた子もいます。

想像は、次から次へと膨らみます。

写真は、授業中に友達が工夫しているところを紹介したり、その日の制作おわりに、作品を見ながら話し合っているところです。

友達の作品を見ることも刺激になっています。

今週はいよいよ、作品持ち帰りの週です。

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