小学生クラス、幼児クラスとも、今週は仕上げの週でした。
「仕上げ」。
絵を仕上げる…がそんなに大変なこと? と思われそうですが、造形教室では「仕上げ」は大事な工程のひとつとなっています。
「仕上げ」は、画用紙に絵具で色を入れ終わった(塗り終わった)ところからはじまります。つまり、普通に画用紙を絵具で塗り終わったところで完成!と思っていると、「えっ? まだ、続くの?」となります。
長く通っている子たちにとってはもう慣れた工程となっていますが、造形教室に入ったばかりの子たちにとっては、「もう、できあがりだと思ったのに〜」と、考えてしまうところでしょう。
でも、「仕上げ」の作業は、絵具を塗ったことで薄くなったえんぴつの線を強くしたり、クレパスで質感を出したりと、そのときの描いている絵の内容によってかわりますが、「よりいい絵」になるような工程のため、やってみると、「なるほど」と、思ってくれているようです。
さて、いよいよ土曜クラスから、作品を持ち帰ります。みんな、素敵な絵ができていますよ。