造形教室では、ときどき、「虫のじかん」として、季節の虫を観察しています。
虫などの生き物や自然を観察することは、子どもたちの心をより豊かにしてくれます。
その「虫のじかん」の中でも、子どもたちが夏休み中、捕った(拾った)り、育てたりした虫を標本という形にしてプレゼントするのがこの季節。何年も通っている子は何も言わずとも7月あたりから「虫が死んじゃった…」と持ち込んできます。
さて、写真の標本は、1ケースが1人分です。今年は、10人ほどのこどもたちが「標本にして〜」と持って来ていました。
できあがった標本は1週間、全クラスで観察した後、持って来た子にプレゼントしましたよ。
よくよく見ていただくと、セミやクワガタムシ、カミキリムシもいますね。
ただ、手前右の「オオスズメバチ」は、そのケースを見せたとたん、みんなから「おお〜」と、どよめきが(笑)
「大きい!」「わ〜こわい!」「かっこいい!」と子どもによって感想はさまざまですが、けっこうな人気です。
このスズメバチをもってきたMくんは、もちろん“拾った”そうですが、
「くれぐれも、蜂を拾うときは用心してね。死んでいると思っていても、もしかしたらまだ生きていて、刺されたりしたら大変です」と、みんなに何度も伝えました…。