小学生クラス、自画像を描いています。
造形教室ではいろんなテーマの絵を描くため、自分を描くことは多いのですが、鏡を使ってこんなにじっくり自分の顔を観察し、ホクロやシワ、小さいキズまでくまなく描くのは「自画像」のテーマならではです。
自分を描くのは、はじめは誰でも恥ずかしく感じるものですが、次第に自分の顔を「モチーフ」として考えられるようになってきます。そうすると、あらら、なんだかいつもの自分の顔とは違ってみえたりして、筆が進みます。
画家の方々にとって、「自画像」は最も身近で興味深いテーマであろうと思われますが、小学生の子どもたちも、いざ描き始めてみると、やっぱり面白い題材ですね。本人に似ているもの、雰囲気が醸し出されているもの、本人を飛び越して、親御さんに似ている感じのものなど、いろいろです。
だいたいの完成は、3週めでしょうか(その場合の持ち帰りは次の週になります)。完成を楽しみにしてくださいね。