夏休みの工作が終わっての次のテーマは、「夏のたのしかった思い出」でした。
毎年のように取り組んでいるこのテーマ。「ああ、思い出の絵ね」と、簡単に考えがちですが、実のところ、とってもむずかしいテーマなのです。
造形教室での絵は、まず①、人(自分や家族)を大きく描く。②、登場人物が何をしているのか、見るだけでわかるように描く。これは例えば、“泳いでいる絵”だったら、海なのかプールなのか、川なのかがわかるように描く。
人を大きく描くために、打ち上げ花火など、人が主役にならないものは、このテーマでは描きません。テーマパークに行ったときの絵など、周りを詳しく思い出せないものも、同じです。
先生からの難題をうまく処理して頑張って描いたのが、今回の絵です。
絵の具の塗り方にもたくさんの工夫があります。どんな気持ちで作品を仕上げたのかの感想は、裏に貼っています。
ぜひ家族みんなでじっくり観てくださいね。