鉛筆の基本とグラデーション

小学生クラスでは今回、絵を描くための鉛筆の使い方とグラデーションを学びました。

鉛筆で絵を描くとき、いろんな硬さの芯の鉛筆をさまざまな持ち方・描き方で使い分けることができることも大切です。

ちいさい子どもたちは、大きく力強く描くことでの楽しさもありますが、間違ったところを消しゴムで消そうとして、紙をくしゃくしゃにしてしまうことがあります。それを何度か繰り返すと、「はじめは少し薄く描けばいいんだな」と気付いたりします。そんな気づきなどを目的としたテーマです。

鉛筆で描けるグラデーションをプリントで学んだあと、ピーマンを描きました。ビーマンは、ツヤツヤの表面の中に、照明で照らされて光っているところと、影になって暗くなっているところがあります。それらをよく見て描きました。

次のモチーフは、黒電話でした。

こちらもツヤツヤの表面の黒一色です。光っているところから影で暗くなっているところまでの階調を表現します。

とはいえ、「黒電話」を見たことも、触ったこともないという子もいますので、試しにダイヤルをまわしてみることに。

受話器をとってダイヤルをまわし(今となっては、この「ダイヤルをまわす時間」がとっても長く感じますね)、なにか一言! という遊びですが

「もしもし、お母さん?今日ね、夕ご飯ね、カレーでお願い!」

とか、

「もしもし、お母さん?今日、友だとのところに泊まるから〜」

とか、

「あ、(学校の)先生ですか?今日ね、宿題ね、無しにしてください」

とか(笑)、

いろんなことを言いたい放題でした(笑)。

黒電話の形をとらえるのは難しそうでしたが、頑張って描きましたね。

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