小学生クラス「オリジナル色紙のはりえ」が完成しました。
「食卓の絵」に続いての絵のテーマとなりましたが、6月、7月、8月と3か月つづけて工作のテーマだったため、絵のテーマを2回続けることになっていました。
とはいえ、今回のテーマは絵のようであり、工作のような一面もあって、こどもたちは積極的に楽しめたようでしたよ。
まずは色紙作りからはじめました。水彩絵の具を使い、画用紙いっぱいに色紙を作ります。いろんな色を混色したりぼかしたり、ブラッシングしたりしますが、ポイントは、強い色を残すこと。すべての色がぼやーっとしていると、貼り絵にしたときに印象が薄くなってしまうのです。
次にどんな貼り絵にするかを考えます。こどもたちに伝えたのは、「生き物をつくること」「その生き物は、形がはっきりしているもの」のふたつです。
先に色紙をつくっているので、色が決まっています。つまり、「シロクマをつくりたい」と思って作っても、色紙を切るとシロクマなのか茶色のクマなのか、はたまたパンダなのか、区別はつきません。カタチが大事なのです。
ほわほわ〜っとした生き物も、おすすめできません。たとえば、ハムスターとか、子猫などです。ハサミで切る線はカッキリクッキリしています。ふわふわのニュアンスを出すのは子どもたちにとって至難の業となります。
とまあ、いろいろな条件を乗り越えて、子どもたちは頑張りました。
とってもすてきな作品が出来上がりました。