物語を聞いて

6月くらいからずーーーっと工作をしていたように感じる2023年の造形教室の夏ですが、ようやく「絵」にじっくり取り組めるテーマとなりました。

テーマは「物語を聞いて」。久留米市にあるこの地域「むたやま」に昔から伝わる物語「むたやまざえもん」を聞いて絵を描きます。

物語は、素行の悪い(!)髭の侍と、村の人たちから親しまれているキツネ(「むたやまざえもん」)のおはなし。

おはなしの最後、「久留米の町はずれには、今でも、「牟田山(むたやま)』という所がある。月のきれいな夜、耳をすますと、コーンコンと、キツネのなき声が聞こえてくるかもしれない…」というあたりまでくると、

「このはなし、先生が作ったと?」

「先生がつくったっちゃろ?」

と、聞いてきました(何人も(笑))。同じ「むたやま」なのが気になるようです。

そこで、この地域が昔から「牟田山」と呼ばれていること、そのため、近くにある中学校は「牟田山中学校」であること、などを話しています。

さて、子どもたちにとって、きれいな女の人に化けるキツネはまだしも、酔っ払いの髭侍を描くのはちょっと難しいようでしたが…、完成作品は次回、ご紹介します。

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