現在むたやま造形教室では「夏の工作」の最終週を迎えていますが、そのひとつ前に完成していた絵を紹介します。
造形教室で昔から取り組んでいる物語の絵「鬼の石はこび」は、久留米の高良山にある神籠石のおはなしです。むかしむかし、鬼たちが運んできて並べた石がそのまま残っているという、こうごいし。子どもたちはそのおはなしを聞いて、鬼や山の風景、高良大明神などを想像して描きました。
自然な山を描くために絵具を混色して使ったり、石を立体的にしたり、その石を重そうに運んでいる鬼の様子を工夫して描きました。
高良山の中腹には、きれいに並べられた石が見える場所がいくつもあります。
たとえば、こんな感じ。
こんな大きな石をどうやって運んだのかな…なんて想像しながら高良大社へお参りするのも楽しいですね。