今年の夏の工作は、木の工作“ツリーハウス”でした

2025年の夏の工作は、木の工作に取り組みました。

ここ数年はいろいろな“貯金箱”を制作していた造形教室の「夏の工作」ですが、今年はようやく子どもたち全員が使用できる量の木材が準備できたため、“貯金箱”ではない工作に取り組みました。

もちろん“貯金箱”にする案も考えたのですが、“どんどん部品をつけていく”工作の楽しさを考えると、どうしても25cmの高さでは収まらない作品となりそうでしたので、今回ばかりはあえて貯金箱にしない案を選択しました。

まずは木をたくさん切りました。

自分の木を飾りつけるためにたくさん切りましたよ。

2本の木を固定するためのボードや色塗り、道や家づくりなど、土台(基礎)づくりにもいろいろな工程がありました。

最後は飾り付けです。

葉っぱや家、網やロープ、テーブルや椅子など、たくさんある部品をどこに、どんなふうにつけるのか。

作品を間近でゆっくり観察すると子どもたちなりの物語性が表現されていて、部品を適当に置いたのではないことがわかります。楽しんで作っているようすが伝わってきましたよ。

最初はキーキーと音をたてていたノコギリの刃も、何度も切るうちに気負いなく真っ直ぐ切れるように上達してきました。

いろんな経験ができた楽しい工作になりましたね。

幼児クラスの「木に集まる虫たち」

幼児クラスの夏休みの序盤は、「木にあつまる虫たち」を描きました。

最初は図鑑を見ながら虫たちの生活を想像します。

なぜ虫たちは木に集まっているのかな?

けんかしないのかな?

樹液っておいしいのかな?

いろんな質問がでてきます。

途中、教室にはいろんな虫たちが遊びにきました。

最初はなかなか触ることができませんでしたが、徐々に慣れて触れるようになりました。

虫の脚がとれないように、カラダをつぶさないようにやさしく触ります。

カナブンやアオドウガネを手のひらから飛翔させたり、バッタをやさしく掴んだり、セミの鳴き声に驚いたり、いろいろな虫との交流を楽しみながら絵を描きました。

とても元気な作品ができましたね。

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