恐竜の世界を描く

造形教室の4月から取り組んだテーマは、「恐竜の世界を描く」でした。

3月の学期末でのテーマが工作だったため、今年度は絵のテーマでの始まりとなりました。

ここ数年、4月はじめのテーマは工作だったため、新しい入塾生のために楽しさや、取り組みやすさに重きをおいた「遊べる工作」に取り組むことが多かったのですが、今年は絵のテーマが最初でしたから…すこし悩みました。

そこで、“みんな大好き!”の恐竜を描くことにしました。

「今日は造形教室ではじめての授業!」という意気込みと緊張で教室へ入ってきた子どもたちも、テーマが「恐竜」ときいて、わくわくした表情に。もともと恐竜が好きで詳しい子も、はじめて描く子も、リズム良く鉛筆を動かしていましたよ。

絵の具も、「造形教室での使い方」を学びます。絵の具の出し方、混色の仕方、筆の絞り方、などなど。

たくさんの「はじめて」であっぷあっぷとならないよう、ゆっくり進めましたが、子どもたちそれぞれが思い描く恐竜の世界が出来上がりました。

ペーパークラフトデコレーション

小学生クラスで3月に取り組んだモビール、「ペーパークラフトデコレーション」です。

つやのある色紙を好きなモチーフに切り取り、色紙で装飾しました。

モチーフのテーマは「いきもの」ですが、横長の色紙を3段にするため、その形に合うものでなくてはなりません。丸い形や縦長の生き物はこのテーマに合わないのです。

そこで、工夫が必要です。

縦長の鳥は、羽を広げて横長にしました。

魚は、もともと横長ですから、簡単そうですが、サメなど、細すぎるものは向きません。

キリンなどの細長い縦長の動物は諦めるしかありませんでした。

タコやイカも横長に。カニは案外うまくいきました。

こどもたちは、相当頭をつかったのです。

頑張ったおかげで、カラフルでたのしい作品ができましたね。

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