造形教室では、芸術の秋を満喫しています。

小学生クラスの工作作品「ふしぎないきもの」。

どんぐりのぼうしを繋げて作った体に、紙粘土細工の頭をつけて、不思議ないきものを作りました。ドラゴンや蛇、犬や猫、キリン、クマ、ネズミ、そしてユニコーンなどの想像上のいきものも合わせて、たくさんの独特な個性をもった「いきもの」が出来上がりました。

幼児クラスのテーマはコマでした。

最初は、よく回る小さいコマで、コマをまわす練習です。

ちいさい子どもたちにとって、コマをまわす指先の動きはなかなか難しいものです。最初はなかなかうまく回せません。

同時進行で、今度は両手でまわすコマの制作に入りました。

たのしい絵を描いて自分だけのコマをつくります。

出来上がった2つのコマを回せるようになると、チャンピオン大会で盛り上がりました。

造形教室では、「工作」の次は、もちろん「絵」のテーマです。

幼児クラスも小学生クラスも「ものがたりの絵」に取り組んでいますよ。

幼児クラスでは物語にでてくる動物を描いていて、小学生クラスは宇宙を描いています。どんな絵になるかは、これからのお楽しみです!

虫のじかん

毎年恒例、夏の「虫のじかん」。飼っていたのが死んでしまったり、道端でみつけたりした虫を教室にもってくると、(時間はかかりますが)標本にしてプレゼントするという、むたやま造形教室オリジナル企画です(笑)

今年も、7月から早々と持ち込んでくる子、夏の終わりに「きのう、死んでた」とギリギリ持ち込む子、といろいろでした。

夏休みに家族行事として「昆虫採集」がある子は、持ち込む数が違います。とはいえ、全部の虫が死んでしまってから持ってくるので、やはり最初に死んでしまっていたのは放置されている時間が長くなってしまい、そろそろ土に還ろうとしています。その場合、残っているもので標本にしています。

子どもたちも、一度興味をもつと、視点が変わるようです。今まで見過ごしていた小さな草むらは、小さなバッタが生き生きと行き交う場所に見えているようですし、道端はなにか素材が落ちている場所になります。

これはなんの虫?、と聞いてきたときが大事なときですね。教室ではすぐに一緒に図鑑をみます。図鑑の見方や楽しみ方を一緒に体験します。子どもたちはすぐに吸収し、次からは自分で調べ始めます。「興味をもつ」ってこういうことなんだなあと感じます。

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