石けんの彫刻

小学生クラスは石けんの彫刻に取り組んでいます。

彫刻刀を使いますので、安全には十分気をつけながら、1年生も頑張っていますよ。

テーマは「好きなもの」です。

生き物でも、生きていないものでも、何を作ってもいいのですが、作ると失敗しやすい、というものも、中にはあります。

例えば、ハムスター。

ふわふわで、まんまるで、小さくて、とってもかわいい。

小学校低学年の女の子たちには大人気の動物です。

でも、固い石鹸を彫って作ると…ふわふわの感じが表現できない…

大人でも難しいモチーフです。

次に、カマキリはどうでしょう。

細い、体が細すぎる…。うっかり彫刻刀の刃が滑って、体がなくなってしまいそうです。脚なんてもっと細いから、削れるのかな…

などの事例を紹介し、「さて、何をつくろうか?」と投げかけると、みんな楽しいモチーフを考えてくれましたよ。

出来上がりが楽しみです。

細密画「アブラゼミ」

小学生クラスの絵のテーマ、細密画の「アブラゼミ」が完成しました。

あれ?絵のテーマの次にまた絵?と思われた方、むたやま造形教室のことを、よくご存知ですね。ありがとうございます(笑)

絵と工作に交互に取り組むのが、ここの造形教室の基本なのですが、たまに、ごくたまにですが、こういうこともあります。理由は簡単です。「夏の工作」を夏休みの終わりに合わせるため、6月、7月、8月と3か月も工作を続けていたから。工作、工作、と続いたため、絵を2回続けることになりました。

さて、今回の「セミ」は、比較的短時間で仕上げることができました。こどもたちも頑張りました。見慣れたセミとはいえ、じっくり、じーっくり観察するのは初めてです。しかも、よく見れば見るほど、どんどん描くのは難しく感じます。そして、小さいところばかり集中しすぎると、今度は全体のバランスが崩れてしまったりします。大人でも難しいテーマですね。

絵の具の塗り方にも工夫しています。水彩画の特性でもある重ね塗りで仕上げています。

上の写真は、ブログ用に顔を隠して撮影しました。この2分後が、下の写真。

みんな、ちょっと覗いていました(笑)

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