空飛ぶ魔女

小学生クラス、「空飛ぶ魔女」を制作中です。

なかなかブログの更新ができませんでしたが、この「空飛ぶ魔女」の完成が間近ということで、更新することにしました。

というのも、この工作、部品造りでとても慌ただしい時間が続いていて、子どもたちもこの2、3週(回)、休みじかんもほとんどとらずに制作し続けていたのです。

まずは1週め、魔女の設計図を描いたうえで右の写真のように紙粘土で顔を作りました。また、足の部品の木をノコギリで切り、紙やすりで削ります。

2週めは、乾いた紙粘土に色を塗ります。「ちょっと妖しい、魔女」がイメージです。なので、普通の人の肌の色ではない色を発明した子どもたちもいます。

その後、魔女がかぶる帽子をつくりました。和紙を用いているので、切ったり貼ったりになかなか苦労します。

さあ、3週めです。木をノコギリで切って作った足と体に色を塗ります。左側の写真ですね。魔女の髪の毛も、毛糸で作りました。子どもたちは、「カツラだ!」と騒ぎながらも、夢中で作っていました。

と、まあ、こんな感じで夢中になって制作しているうちに、もう11月です。

もうそろそろ完成品をご紹介できることでしょう!

夏休みの思い出

夏休みの工作が終わっての次のテーマは、「夏のたのしかった思い出」でした。

毎年のように取り組んでいるこのテーマ。「ああ、思い出の絵ね」と、簡単に考えがちですが、実のところ、とってもむずかしいテーマなのです。

造形教室での絵は、まず①、人(自分や家族)を大きく描く。②、登場人物が何をしているのか、見るだけでわかるように描く。これは例えば、“泳いでいる絵”だったら、海なのかプールなのか、川なのかがわかるように描く。

人を大きく描くために、打ち上げ花火など、人が主役にならないものは、このテーマでは描きません。テーマパークに行ったときの絵など、周りを詳しく思い出せないものも、同じです。

先生からの難題をうまく処理して頑張って描いたのが、今回の絵です。

絵の具の塗り方にもたくさんの工夫があります。どんな気持ちで作品を仕上げたのかの感想は、裏に貼っています。

ぜひ家族みんなでじっくり観てくださいね。

© 2015 こどものアトリエ むたやま造形教室, All rights reserved.