おさんぽルンルン

幼児クラスの工作「おさんぽルンルン」です。

今年の幼児クラスの夏の工作は、この「おさんぽルンルン」と「そらとぶのりもの」のダブル工作に取り組むました(「そらとぶのりもの」については後日ご紹介)。

大きな車輪にのったキャラクターの、前に付いている紐を引くて歩くと、体の中のおもりによって前後に揺れ動きながら付いてくる、楽しい工作です。

そのかわいい動きにみんな大喜び!出来上がりには名前をつけて、教室中をお散歩して楽しみました!

夏休みの工作、完成!

7月2週めから取り組んできた「夏休みの工作」が終了しました。今年も、ケガもなく無事に作品が完成できたことをとても感謝しています。上の写真は土曜午後クラスの時間で完成させた子どもたちの作品です。

子どもたちはとてもよく頑張りました。

最初は「何を作るか」の相談から入りました。最初に過去の作品例をたくさん見せられ、子どもたちは迷いに迷いました。だって、「あれも作りたい、これも作りたい」と考えるからです。でも、「どれもうまく作れないかもしれない…」と考えてしまう子もいます。学年や適性、意欲など、いろんな意味ですんなりと決定する子もいれば、「ぜったいコレしかイヤだ!」と泣いてしまう子も実はいます。一人ひとりじっくり話し合いながら、決定しました。

作り始めると、あとは自分との戦いです。先生からは「ここに絵を描いて」と言われ、なんとなく描いていくと、「図鑑を見て、しっかり描こう」とダメ出しをされてしまいます。やっと「よく出来た、合格!」と言われて色を塗り始めると、今度は「もっと工夫しよう。色鉛筆も使って。あ、クレパスもね。あと最後の仕上げにボールペンで縁をなぞろうね」なんて言われてしまいます。

ようやく一枚の絵が出来上がったと思ったら、「今度は両面テープ使うよ」とか、「カッター、気をつけて使おうね」とか、「あ、今、万力(木をノコギリで切るときの道具)が空いてるから、先に木を切ろう!」とか言われて、とても忙しく作業をします。

これが夏休みの制作中、ずっと続くのです。でも毎回、授業の最後に感想を聞く(授業の「終わりの会」のようなものです)と、「もっとしたかった」と答える子どもたちが多いのは、どこか興奮状態になっているからでしょうか(笑)

そんなこんなで、みんなが頑張って作り上げた工作はどれも素晴らしい作品になりました。上の写真は、出来上がったスチロールカーの試し運転に付き合って、足でトンネルを作っているところです。股の下を、スチレンカーが勢い良く走っています。

学校へ宿題として持っていった子も、壊されたくないと持っていかなかった子も、2019年の夏休みに頑張って作った記念の作品になりましたね。

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