夏休みの思い出の絵を持ち帰っています。

今週は作品を持ち帰る週です。

造形教室では、作品を持ち帰る前にすることとして、①感想文を書く、②講評会をする、③写真を撮る(④休み時間にみんなで思いっきり遊ぶ、という項目もたびたび入ります)、という流れがあります。

講評会(発表会)は共同作業になるので、この週をお休みすると、この分のふりかえ出席はできなくなりますが、じつは、つぎの工作や絵の「導入」という、大事な時間があります。

造形教室の導入のお話は、ちょっと長めではあります(笑)

どういう材料を使って、どんなものをつくるのか。あるいは、どんな内容の絵を描くのか、最初のおはなしをじっくり聞いて、そして聞きながら自分だったらどうするか、というアイデアを頭の中でいろいろ考えるのです。

これは、大人の世界でも大事なことですよね。人の話を聞いて、その内容にあった自分のアイデアを出す。臨機応変に柔軟に、何かを考え、対応できるようになることは、とても大切なことだと思います。

こどもたちが、すこしでもそんなアイデアを出せる人になってくれたらいいな…。

 

さて、こどもたちが楽しみにしている「虫の標本」が完成真近になってきました。みんな、喜ぶだろうな〜(笑)

恒例「虫のじかん」です!

むたやま造形教室恒例「虫のじかん 」パート1、です。

今年も、こどもたちが夏休み中に捕まえた虫を持ってきていましたので、標本にしています。

もちろん、可愛がっていた虫が死んでしまってから、持ってきているのですよ。

虫たちの中には、森で樹液を吸っているときに見つかってしまったもの、なぜか虫好きの子の家のベランダに着地してしまって捕まったもの、お店の◯ーホー◯ッチャーで選ばれてしまったもの…と、いろいろな人生があったようですが、死んでしまってからも「標本」という形でこどもたちに愛されます。

虫を持ってきていた子は、自分のがいつ出来上がるのか、今か今かと待ち構えていますので(毎週、「ねえ、出来た?いつ出来る?」と聞いてきます)、「急にはできないんだよ」と、標本作りの過程を見せて納得してもらっています(笑)

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