虫のじかん

造形教室では、ときどき、「虫のじかん」として、季節の虫を観察しています。

虫などの生き物や自然を観察することは、子どもたちの心をより豊かにしてくれます。

その「虫のじかん」の中でも、子どもたちが夏休み中、捕った(拾った)り、育てたりした虫を標本という形にしてプレゼントするのがこの季節。何年も通っている子は何も言わずとも7月あたりから「虫が死んじゃった…」と持ち込んできます。

さて、写真の標本は、1ケースが1人分です。今年は、10人ほどのこどもたちが「標本にして〜」と持って来ていました。

できあがった標本は1週間、全クラスで観察した後、持って来た子にプレゼントしましたよ。

 

よくよく見ていただくと、セミやクワガタムシ、カミキリムシもいますね。

ただ、手前右の「オオスズメバチ」は、そのケースを見せたとたん、みんなから「おお〜」と、どよめきが(笑)

「大きい!」「わ〜こわい!」「かっこいい!」と子どもによって感想はさまざまですが、けっこうな人気です。

このスズメバチをもってきたMくんは、もちろん“拾った”そうですが、

「くれぐれも、蜂を拾うときは用心してね。死んでいると思っていても、もしかしたらまだ生きていて、刺されたりしたら大変です」と、みんなに何度も伝えました…。

 

幼児クラスの夏休みの工作

幼児クラスでの「夏休みの工作」第1弾は、「木でつくるカブトムシ」でした。

カブトムシの体となる木を切ってくっつけた後、ほんもののカブトムシのようにツノをつけたり足をつけたりしました。最後に目をつけて完成です。

出来上ったあと、みんなで ♪ブンブンブンブン、カブトムシ〜と歌いながら(自作(笑))、カブトムシで遊びましたよ。

昨日持ち帰った第2弾の工作は「てつぼうクルリンパ!」

写真のように棒をまわすと…

紙粘土と紙などでつくった「自分」が“クルリンパ”します!

この工作は、3回(3週間)を部品作りで頑張り、さいごの週でようやく組み立て上げた、大傑作の作品です。

「今日は(自分の)顔をつくるよ」

「今日は顔の色を塗って、柱の木を切るよ」

といういろいろな工程をみんなで頑張りました。

ぶんっぶんっと早く回すこともできますが、ゆっくりじっくり回せると繊細な手の動きが出来ている証拠です!

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