ペーパークラフトの龍と自画像

もう2月も半ばを過ぎてしまいました。

むたやま造形教室では、1月にペーパークラフトで龍を作りましたよ。

一枚の色紙をベースに立体的な龍を作るため、ハサミやカッター、紙の折り曲げのための定規やボンドなど、いろいろな道具を使って作り上げました。

カッターを使う部分では、曲線に苦戦する子どもたちもいましたが、なんとかやり遂げたあとは、いろんな色紙を使った飾り付けを楽しみました。龍の顔の表情や背中のたてがみ、体の模様など、いろいろ工夫しました。最後に、「龍が持っているとされる“宝珠”の代わりに、何か好きなものを持たせよう!」と提案すると、みんな夢中で作り始めました。ドッヂボールや宝石、栗、スマホ、ミカンやおにぎりなど、本当にいろいろでしたね(笑)

この工作のあとは、自画像に取り組んでいます。

集中して自分の顔を見て描くため、一人部屋での制作です。

マスクを着用している子もいるため、制作中はマスクを外せるように、とも考えています。

自分の顔を絵として表現することは、恥ずかしかったり難しかったりといろんな気持ちがでてきますが、「見たままを描く」勉強をしています。

あけまして おめでとうございます

2023年最後のテーマは、毎年恒例の「年賀状」でした。

2024年の干支、辰をモチーフに、写実的な辰と擬人法をつかったものとの2パターンの年賀状を制作しました。今回は3回の授業で2枚制作ということで、少ない時間ながら、みんな頑張って完成させました。

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今年は年明けから大きな地震があり、気軽に「おめでとう」と言うこともためらう気持ちがでてきますが、子どもたちの年賀状を見ていると、描いているときの一生懸命な姿が浮かんできて、悲しんでばかりもいられないなと思わせてくれます。

頑張って描いた作品ということで、(年賀状として)出さないでとっておく、という子もいれば、「従姉妹にだす」とか「おばあちゃんに」という子もいました。

受け取った方はきっと喜ばれたことでしょう。

「辰」は干支の中でも最も縁起がよく、さまざまな願いごと叶えてくれ、あらゆる物事をいい方向へみちびいてくれる、とされているそうです。

どうかその力を発揮していただいて、明るい良い年になってほしいと願います。

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