小学生クラスの工作は…

小学生クラスの工作は、「楽しいオブジェ」。小さい工作が集まった、かわいくて楽しいオブジェを作っています。

写真はその前の段階のもので、こどもたちが使う材料づくりの様子です。この輪っかは、ひとり3個ずつ使う予定なので、ひたすらノコギリで切っているのです。

数を切り終わってもまだヤスリをかけてキレイにしなくちゃいけないから…今日中に終わらないな…

などと思いながら作業をしていたのですが、教室の時間が始まると、こどもたちがはしゃいで嬉しそうに作っているのをみて、頑張りがいがあるなあと思っているのです(笑)

夏休みの思い出の絵を持ち帰っています。

今週は作品を持ち帰る週です。

造形教室では、作品を持ち帰る前にすることとして、①感想文を書く、②講評会をする、③写真を撮る(④休み時間にみんなで思いっきり遊ぶ、という項目もたびたび入ります)、という流れがあります。

講評会(発表会)は共同作業になるので、この週をお休みすると、この分のふりかえ出席はできなくなりますが、じつは、つぎの工作や絵の「導入」という、大事な時間があります。

造形教室の導入のお話は、ちょっと長めではあります(笑)

どういう材料を使って、どんなものをつくるのか。あるいは、どんな内容の絵を描くのか、最初のおはなしをじっくり聞いて、そして聞きながら自分だったらどうするか、というアイデアを頭の中でいろいろ考えるのです。

これは、大人の世界でも大事なことですよね。人の話を聞いて、その内容にあった自分のアイデアを出す。臨機応変に柔軟に、何かを考え、対応できるようになることは、とても大切なことだと思います。

こどもたちが、すこしでもそんなアイデアを出せる人になってくれたらいいな…。

 

さて、こどもたちが楽しみにしている「虫の標本」が完成真近になってきました。みんな、喜ぶだろうな〜(笑)

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